ゆらぎ肌と鍼ケア
季節の変わり目や生活リズムの乱れによって、肌が不安定になる「ゆらぎ肌」。乾燥や赤み、かゆみ、吹き出物など、日によって肌の状態が変わるため、スキンケアをしても思うような効果を感じられないことがあります。特に秋は花粉や寒暖差の影響や10月頃から始まってくる乾燥で
自律神経やホルモンバランスが崩れやすく、肌トラブルが増える時期です。
こうしたゆらぎ肌の根本には、「血流の滞り」や「自律神経の乱れ」が関わっていることが多いと言われています。そこで注目されているのが鍼によるケアです。鍼は髪の毛ほどの細い鍼をツボに刺激することで、体内の巡りを整え、自己治癒力を高めることを目的としています。顔に鍼を打つ「美容鍼」では、肌の血行が促進され、必要な栄養や酸素が届きやすくなるため、乾燥やくすみの改善が期待できます。また、肌のバリア機能を支える真皮層のコラーゲン生成を助ける効果も報告されており、ハリやツヤを実感しやすくなります。
さらに、鍼は顔だけでなく全身へのアプローチも可能です。自律神経を整えるツボや胃腸をサポートするツボを刺激することで、睡眠の質や消化機能が改善し、それが肌の安定にもつながります。内側から整えていくことで、スキンケアだけでは解決しにくいゆらぎ肌への対策になるのです。
もちろん鍼は一度で劇的に変わるものではなく、定期的にケアを続けることで少しずつ肌質が安定していきます。日々の生活習慣の見直しと組み合わせることで、ゆらぎにくい肌を育てることができます。
「最近スキンケアが効かない」「肌の調子が安定しない」と感じる方は、鍼によるアプローチを取り入れてみてはいかがでしょうか。外からのケアと内側からのケアをバランスよく取り入れることで、本来の健やかな肌を取り戻していきましょう。
宇治市六地蔵 すまいる整骨院/鍼灸院
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