斜角筋のうち、前斜角筋と中斜角筋の間には斜角筋隙とよばれる隙間があります。
ここには鎖骨下動脈や腕神経叢が通っていて、斜角筋が肥大すると先ほどの血管や神経を圧迫してしまいこの事により、肩から手にかけての痺れや痛みが出る症状です。
原因としては上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈は、

  1. 前斜角筋と中斜角筋の間
  2. 鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙
  3. 小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方

を走行しますが、それぞれの部位で締め付けられたり、圧迫されたりする可能性があります。
その絞扼部位によって斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれますが、総称して「胸郭出口症候群」と言います。

一般的に病院では筋肉トレーニングや装具を用い、ビタミン剤の投与も行われます。
当院では問題を起こしている斜角筋を的確に検査を行い、筋肉調整法により表面的な筋肉の緊張を取り、深部の筋肉には鍼灸施術や超音波などの最新の治療機器を用いて症状を改善していきます。