腰部脊柱管狭窄症とは、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなる事によって、腰痛や下肢の痛み、痺れなど様々な症状が現れる病気です。


主な原因は加齢による椎間板の変性(老化)と後方の椎間関節の肥大と考えられています。
この病気には3つの病態があります。

①馬尾型(馬尾神経を圧迫する病態)

馬尾神経を圧迫する病態である馬尾型では両足のしびれや脱力感などが現れます。

②神経根型(神経根を圧迫する病態)

神経根を圧迫する病態である神経根型は、主に片方の足の痛みや痺れが現れます。

③混合型(神経根、馬尾神経ともに圧迫する病態)

馬尾神経と神経根が同時に圧迫される混合型は、上記両方の症状が現れる可能性があります。

そして主な原因は、加齢による椎間板の変性です。
特に、腰椎変性すべり症や変形性脊椎症などの病気によるものが多いと言われています。
加齢が原因である事が多い為、この病気は、特に60歳以上の方に多く見られますが、ただし30歳代などで発症する場合もありますし、生まれつき脊柱管の狭い方は、発症しやすいと考えられています。

この症状の特徴的な事として『間欠性跛行』というものがあります。
これはしばらく歩くと、痛みや痺れが現れる為に歩行困難となりますが、少しでも前かがみになって安静にしていると、再び歩くことができる症状となります。
歩くことは困難となりますが、前かがみになるので自転車には乗れる方が多くいらっしゃるのが特徴です。
また、腰痛や、頻尿などの排尿障害が生じることがあります。